こんにちは!
Lea整骨院です✨
肘が痛いと感じた時、もしかしたらテニス肘の症状かもしれません。。
■テニス肘とは
手首を曲げ伸ばしする筋肉に炎症が起き、
肘の外側部分に痛みが現れる病気です。
テニス選手に多く発症するので「テニス肘」よばれますが、実際にはテニス以外のスポーツや家事などの動作に よって発症するケースも少なくありません。
医学的には“上腕骨外側上顆炎“
「じょうわんこつがいそくじょうかえん」と呼びます。
好発年齢は30歳代後半〜50歳代で、
発症すると痛みの影響から
日常生活の動作に影響が生じることがあります。
テニス肘の原因は?
手首に負担がかかる動作を行った時、
肘の外側から前腕(ぜんわん:肘から手首の部分)
に痛みが起こります。
例
・テニスのラケットを振る
・ボールを握る
・重いものを持つ
テニスの動作でいうとラケットを振ったり
ボールを握ったりすることが原因になるほか、
日常生活では重いものを持ったり
片手で引っ張ったりすることや、
腕を回したりすることなどが原因になる場合もあります。
腕を酷使することで、
短橈側手根伸筋の肘の付け根部分(腱:けん)に
過度の負担がかかり、
細かい亀裂や炎症が起きて
痛みが起こると考えられています。
テニス肘の症状
テニス肘は、通常、
じっとしている時にはあまり痛みがなく、
「手首を反らせる」「内外にひねる」「指を伸ばす」
というような手首を使った動作を行った時に
肘の外側に痛みが起こるのが大きな特徴です。
ボールを打つ時の衝撃(インパクト)は
手首から伝わり、肘の付け根の腱にまで及びます。
テニスプレーヤーに発症が多いのは、
「ラケットを振る」という同じ動作を
何度も繰り返し行うことで、
ストレスを受け続けた腱の付け根の筋肉が
炎症を起こしてしまう。
日常生活では、「物をつかんで持ち上げる」
「ドアノブを回す」「タオルを絞る」
「キーボードを打つ」などの動作をしたときに
強い痛みを感じます。
症状の現れ方には個人差があり、
急に強い痛みが出る場合もありますが、
じわじわと痛みが強くなることもあります。
■テニス肘の診断方法!
簡単に自分で行える検査があります。
肘外側から前腕にかけての痛みが出たら、
テニス肘の可能性が高いです。
○Chairテスト(チェアテスト)
肘を伸ばしたまま手で椅子を持ち上げる。
■テニス肘の治療法!
原因となるスポーツ、日常生活動作の一時中止も含めた
患部の安静、ストレッチ、
薬物投与、装具着用などがあります。
テニス肘が起こる要因は使い過ぎによるものなので、
少し作業を控えるとともに、
手首周辺の筋肉のストレッチを行います。
初期治療としてはまずは局所の安静です。
痛みが出始めた急性期は、
熱を持っている状態なので、
氷などで患部を冷やすと痛みが和らぎます。
ただし、痛みが数ヶ月に及び、
慢性化してしまった場合にはアイシングは逆効果です。
温めることで痛みが軽くなるので、
お風呂で温めるのもおススメです。
セルフケア
痛みの緩和には、
ストレッチや筋力トレーニングなどが有効な
場合があります。
たとえば、肘を伸ばした状態で手首を曲げ、
30秒静止した後に脱力することや、
腕や手首を回す運動など手軽なものを
取り入れるとよいでしょう。
ただし、痛みの強いときは控えるようにしましょう。